中小消費者金融と総量規制について
ここでは中小消費者金融を利用する場合に必ず関わってくる「総量規制」についてお話をしたいと思います!!
総量規制は審査の可否や融資額などに直結して関係する問題なのでしっかりと確認をしておきましょう。
目次
総量規制とは?
まず、総量規制というのは、つい最近できた規制で2010年に貸金業法改正によって施行された規制です。
なぜ総量規制ができたのか?
総量規制とは債務者、つまりお金を借りる人が自身の返済能力を超える借り入れをしないようにする為にできた法律です!
総量規制によって消費者金融からの借り入れは中小・大手を問わず、最大で年収の3分の1までしか借りれないようになりました!
つまり簡単に説明すると、年収が300万円であれば総量規制によって最大で100万円が借入れの上限金額となります。
総量規制が施行された背景としては、当時の消費者金融のグレーゾーン金利(上限金利29%など)やとにかく貸しまくれみたいな金融会社の運営方針によって破産者が続出した経緯があります。
そういった人達から喜ばれる規制である一方で本当にお金を必要としていて、その希望金額が総量規制に引っかかってしまい困っている方がいる事も事実です。
総量規制に関連して、新規の契約で50万円以上の融資を希望する場合に所得証明書(収入証明書)の提出が義務付けられる事になりました
総量規制の対象になる借り入れとは?
借り過ぎを防ぐ為に施行された総量規制ですが、お金を借りる全ての方法に適応される規制ではないんです。
総量規制が適応されるのは以下↓
- 消費者金融からの借り入れ
- 信販会社でのキャッシング
- クレジットカード会社でのキャッシング
上記のように大手であろうが中小消費者金融であろうが、総量規制によって最大で年収の3分の1までしか借りる事はできません。
信販会社やクレジットカードでのキャッシングも、消費者金融同様に総量規制の対象となります。
が・・・しかし・・・!!
総量規制がかからないでお金を借りる方法もいくつかあります!
その方法について解説します!
総量規制の対象外となる借り入れについて
ここからは総量規制の対象外となる借り入れ方法をいくつかご紹介したいと思います!
銀行カードローンは総量規制の対象外
銀行カードローンは総量規制の対象外となっています!!
例えば、みずほ銀行カードローンやオリックス銀行カードローン・楽天スーパーローン・新生銀行カードローンレイクなどが銀行カードローンと呼ばれるものです。
消費者金融の場合は、貸金業法の総量規制がかかりますが、銀行カードローンの場合は「銀行法」というのが適応されるので総量規制がかかりません!
各銀行の審査基準を満たせば年収の3分の1以上の借り入れも可能となっています。
もしもすでに消費者金融で総量規制ギリギリまで借り入れがある場合は銀行カードローンを利用してみてください。
銀行カードローンでおすすめなのは新生銀行カードローンレイクです。
銀行カードローンを利用しようとする場合、基本的にはその銀行の口座開設をする事になります。
口座開設後に融資が可能になるので、急いでいる方には不向きなんです!
レイクならば申し込みから審査完了まで1時間以内に完了します!
コンビニATMの利用料は借り入れ・返済共にゼロ円なのでとても便利!
おまとめローンは総量規制の対象外
借金返済の為に新たな借入れ先を探している方はこのおまとめローンを利用してみるのがいいと思います。
おまとめローンに関しても総量規制の対象外となります。
その理由は、貸金業法施行規則第10条に書いてあります。
内容を要約すると、「顧客に一方的に有利になる借り換え」の場合は総量規制の例外になりますよ!という規定になっています。
- 返済日が月に一回になる
- 借入先が一カ所になる事により金利がグッと下がる
上記のような事からおまとめローンは顧客に一方的に有利になる借り換えとされているので、総量規制の対象外となるんです!
中小消費者金融でも、おまとめローンを扱っている所はたくさんあります。
当サイトでランキング2位に掲載している「いつも」でもおまとめローンの申し込みができますので確認してみてください。
ビジネスローンは総量規制の対象外
個人事業主の方などはビジネスローンを利用できますが、こちらのビジネスローンも先程説明させていただいた「貸金業法施行規則第10条」により総量規制の対象外となっています。
但し、事業資金の為の借り入れという事が申し込みの条件になっていますので注意してください。
ビジネスローンで有名な会社といえばビジネクストです。
その他詳細はビジネクストの公式サイトにてご確認ください!