債務整理時でもキャッシングしてもいいの?
債務整理中のキャッシングは可能なのか・・・それは時期によります!
キャッシングしても良い時期と、おすすめ借り入れ先をご紹介!
「債務整理時にキャッシングしても大丈夫かな?」
借金を整理している方から、時折このようなご質問をお受けします。
債務整理の期間にキャッシングしてもよいかは、債務整理の時期によります。もし間違えた時期にキャッシングしてしまうと、債務整理の申請が却下されてしまうことも…
今回、当サイトでは債務整理時のキャッシングについて徹底調査。
債務整理前、債務整理中、債務整理後のそれぞれのタイミングにおいて、下記の内容をご説明していきます。
■時期ごとにキャッシングを本当に行ってもよいかの説明
■キャッシングをしてもよい時期の場合の、おすすめ業者の紹介
ここを見て頂けば、あなたの債務整理の時期に合わせて、そもそもキャッシングしてもよいのか、そしてキャッシング可能な場合のおすすめ業者を知ることができます。
それではさっそく見ていきましょう!
そもそも債務整理とは?
まずここでは、そもそも債務整理が何か、そしてその種類について説明していきます。
下で債務整理の時期ごとのキャッシングをご覧頂く上で、大切な知識となってきますので、チェックをお忘れなく!
いつものように、業者だけ知りたい人は下記へどうぞ。
■債務整理中でもキャッシングできる業者
■債務整理後にキャッシングできる業者
債務整理とは、借金の金額を減らしたり、支払い期日を延ばしたりすることによって、借金の負担を少しでも減らすことを指します。
そして債務整理の方法には、下記の4つがあります。
■過払い金請求
⇒本来支払わなくて良いお金(過払い金)を計算し、キャッシングした業者に返還請求をすることです。
■任意整理
⇒弁護士を通して、キャッシングした業者に借金の減額や金利の引き下げを交渉し、返済の負担を減らすことです。
■民事再生(個人再生)
⇒現在の借金の返済が困難であることを裁判所に申告、減らした借金を分割で返済していく方法です。
■自己破産
⇒現在の借金が、資産含めて返済が不可能であることを裁判所に申告、返済義務を免除してもらう方法です。
これらの4つが、債務整理の主な方法です。
ここから下で、債務整理の時期とご紹介した方法に合わせた、おすすめのキャッシングについて説明していきます。
借金を整理する前には借入れを避ける
まずは、債務整理前の時期のキャッシングについてです。結論から申し上げますと、この時期はキャッシングを行ってはいけません。
債務整理をしている=返済能力がないとみなされます。債務整理を依頼し、その状態でキャッシングを行うと違法となります。最悪の場合には詐欺とみなされることもありますので、絶対にやめましょう。
また、債務整理でとっている方法別にデメリットが変わってきますので、詳しく説明していきます。
任意整理
任意整理前にキャッシングを行うと、減額や金利の引き下げを申請した業者が交渉に応じてくれなくなります。
返済が厳しいため申請をしているのに、さらにキャッシングを行うとなると、「本当にこの人はお金を返せるのか?」と心配になっても無理はありませんよね。
結果として、交渉に応じてくれなくなるという状況になるというわけです。
自己破産
こちらの方法をとっている人は、特にキャッシングをしてはなりません。
自己破産は借金の返済が不可能な際に取る手続きのため、この手続き前のキャッシングは厳しくチェックされます。
もし、キャッシングがバレてしまった場合、最悪詐欺として訴えられることもあります。
このように、債務整理前のキャッシングには様々なリスクが存在します。
直前での借入れは避けるようにしましょう。
次では、債務整理中のキャッシングについて説明していきます。
債務整理中でキャッシングできる業者は?
ここからは、債務整理中のキャッシングについて説明していきます。
こちらも債務整理前と同様のリスクが、キャッシングを行うことで生じます。主に下記のようなリスクです。
■債務整理を進めていた弁護士・代理人がやめる
■借金を結局返さなければならなくなる
このようなリスクを知ってまで、「それでもキャッシングしなければならない!」というのなら、中小の消費者金融をおすすめします。
基本的に債務整理中、大手の消費者金融のキャッシング審査には通りません。審査に機械処理を挟んでおり、債務整理中というだけで弾かれてしまうからです。
それに対して中小は機械処理だけでなく、対面での審査を通した独自の審査基準を設けている所が多いため、債務処理中でもOKというところが多いのです。
今回は、債務処理中でもOKで、おすすめできる業者を3社ピックアップしました。
それではどうぞ!
いつも
債務整理中の人がまず真っ先に問い合わせしてみるべきは、こちらの「いつも」。
審査の柔軟性はトップクラスで、債務整理中の人に融資した実績は数知れず。
まずはこちらを検討することをおすすめします!
<メリット>
・債務整理中の人への審査対応、通過率はトップクラス
・債務整理に対応している業者の中では、スピードも早い
<注意>
・電話で申し込むと、営業の電話がかかってくる点
<貸金業番号>
高知県知事(1) 第01519号
<日本貸金業協会の会員番号>
第005847号
フクホー
「いつも」と同じく、審査の柔軟性で選ぶならこちらの「フクホー」。
債務整理に対応していて、融資額が多いのが特徴です!
「できるだけ多くキャッシングしたい…」そんなあなたにおすすめです。
<メリット>
・貸付けの上限金額が高い
・契約書類をコンビニで受け取ることができる
<注意>
・少し審査が長め(1週間ほどかかることも)
<貸金業番号>
大阪府知事(04)第12736号
<日本貸金業協会の会員番号>
第001391号
フタバ
最後はフタバ。自社のHPで「自己破産・債務整理等されている方もまずはお申し込みを!」と打ち出している中小消費者金融です。
老舗のため融資実績も豊富。安心してお申し込みたいといった方におすすめです。
<メリット>
・審査が穏やか
・30日間の無利息サービスがある
<注意>
・固定電話がないと申し込めない点
<貸金業番号>
東京都知事(2)第31502号
<日本貸金業協会の会員番号>
第000034号
債務整理中の方は上記の業者がおすすめです。
しかし、キャッシングする前に、本当にそれは今必要なお金なのかよく考えてみて下さい。
前述したように、債務整理中のキャッシングはかなりリスクがあります。
そのリスクを取ってでもキャッシングすべきかよく考えてみましょう。
最後に債務整理後のキャッシングについて説明をしていきます。
借金を整理し終わった後はどこでキャッシングすべき?
最後に債務整理後のキャッシングについて説明していきます。
この場合、借金を整理し終わってからどれくらい経ったかによって、適した業者が変わります。
債務整理から5年未満
この場合、前述した中小の消費者金融にてキャッシングされることをおすすめします。
信用情報機関にもよりますが、基本的には債務整理から5年以内は信用情報に傷が残っています。その場合、大手の消費者金融の審査は通りません。
よって独自審査を行っている、中小の消費者金融しかキャッシングの選択肢がないということになります。
具体的な業者に関してはこちらをどうぞ!
⇒債務整理中でもキャッシングできる業者
債務整理から5年後
この場合、大手の消費者金融(アコム、プロミス、アイフルなど)にてキャッシングされることをおすすめします。
5年経てば、信用情報の傷は回復し、大手のキャッシングの審査が通るようになります。
中小の消費者金融に比べて、大手は下記のような利点があります。
■金利が低め
■金利0キャンペーンなど、サービスが充実している
■審査スピードが早い
このように、利点がいくつも存在します。
債務整理から5年たち、キャッシングの選択肢が増えた場合は、大手でのキャッシングを是非検討してみましょう。
まとめ:借金を整理しているということを忘れずに
ここまで債務整理中のキャッシングについてご説明してきましたが、いかがでしたか?最後にポイントをおさらいしておきましょう!
■債務整理には過払い金請求、任意整理、民事再生、自己破産の4つがある
■債務整理前はキャッシングをしてはならない
■債務整理中のキャッシングもリスクが大きいため、基本的には避ける
■もしどうしてもキャッシングする場合は「いつも」「フクホー」「フタバ」の中小消費者金融を利用する
■債務整理後キャッシングする場合は、整理後5年以内なら中小消費者金融、5年以降なら大手消費者金融
債務整理中のキャッシングは様々なリスクが生じます。
今借金を整理している状況だということを頭に入れ、もしそれが本当に必要なお金の場合、今回紹介した業者へ申し込んでみてはいかがでしょうか?
以上、債務整理時のキャッシングをご紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございました!