キャッシング返済の延滞はダメ!リスクと遅れる時の対処法
キャッシングの返済を延滞すると何が起こるのか。実は延滞すると大きなリスクがあります。
今回は延滞のリスクともし遅れる時どう対処するべきかについて徹底解説!
「キャッシングの返済を延滞すると、具体的に何が起こるのかな?」
そんな不安を抱えている方は意外と多くいらっしゃいます。
実はキャッシングの返済は1日でも延滞すると、人生プランに大きな影響を与える可能性があります。
キャッシングの返済の延滞により信用情報に傷が付くと、住宅ローンや車のローンが組めなくなることも。そんな事態は絶対に避けたいですよね。
そこで今回は、過去に延滞しそうな状況に陥り、延滞による影響を徹底調査した私が、キャッシングの返済の延滞によって生じるリスク、そして遅れそうな時の対処法をご紹介。
ここを見て頂けば、キャッシングの返済を延滞することによるリスクと対処法を知ることができ、返済が遅れそうな時にも落ち着いて対処をして頂くことが可能です。
それでは早速キャッシングの返済を延滞すると起こるリスクから見ていきましょう。
絶対だめ!キャッシングを延滞すると信用情報に傷がつく
まずは、キャッシングの返済を延滞することにより何が起こるのかということについて説明していきます。
起きることは大きく、下記の3つになります。
@信用情報に傷がつく
A延滞による賠償金を払わなければならなくなる
Bペナルティにより、カードの利用などが制限される
ここでは主に@について説明をしていきます。
ABについては下にて説明をしていきますので、そちらもご確認をお忘れなく!
信用情報に傷がつくとは?
まず信用情報とは、金融業者(カードローン会社など)とやり取りをした時に残る履歴のこと。
クレジットカードでの支払いや、キャッシングを利用した際に、その履歴は毎回信用情報に記録されます。
そして、返済の延滞が起こると、前述の通りこちらの信用情報に傷がつきます。
傷がつくとどうなるのか?
それは下にて詳しく説明をしていきます!
どのくらい延滞すると傷がつく?
各金融業者によって変わりますが、基本的には2~3ヶ月支払いが延滞すると信用情報に傷がつきます。
だからといって「1日くらいの延滞なら大丈夫だ」と思っている方は要注意!
2回目以降延滞を繰り返すと、1日で信用情報に傷が付く場合があります。
キャッシングの支払いの延滞が癖にならないように気をつけましょう!
傷がついたらどのくらい消えない?
信用情報の傷がいつまで残るのかは、利用している金融業者がどこの信用情報機関に登録しているかによって変わります。
日本に信用情報機関は下記の3つ存在します。
■CIC:主にクレジットカードやローンを扱う会社が登録している機関>
■JICC:主に消費者金融が登録している機関
■全国銀行個人信用情報センター:主に銀行が登録している機関
上記の機関で、それぞれ信用情報が残る期間については下記の通り。
■CIC、全国銀行個人信用情報センターは、延滞している返済を払い終えてから最長5年間傷が残る
■JICCは、延滞している返済を払い終えてから最長1年間
返済が滞ると、このように長い期間傷がついたままとなります。一度も傷をつけないのが懸命でしょう。
キャッシングを行っただけで信用情報に傷がつく?
こちらは時おりお聞きする質問。
結論から申し上げると、キャッシングを行っただけでは傷はつきません。
あくまで返済や支払いが滞った時だけ傷がつきますので、キャッシング自体は安心してご利用頂けます!
まずはキャッシングの返済を延滞することが、信用情報にどのように影響を与えるのかという点について説明しました。
次は、信用情報に傷がつくと具体的に何ができなくなるかについて説明していきます。
住宅ローンが組めなくある?金融事故を起こすとできなくなること
ここでは信用情報に傷がつくとできなくなることについて説明していきます。
主に下記のことができなくなる可能性があります。
■自動車、住宅ローンの審査に通らなくなる
■カードローンの審査に通らなくなる
■クレジットカードを作れなくなる
このように、ローン系の審査に通らなくなるなどの悪影響があります。
特に住宅ローンは、一生で一番大切な契約と言ってもいいくらいの重要なもの。
よって、キャッシングの返済の延滞は、あなたの人生プランにも影響を与えてしまいます。なんとしても避けるようにしましょう。
ここまでで、延滞により信用情報に傷がつくことと、傷がつくとどういったことが起きるのかということがお分かり頂けたかと思います。
次は延滞によって信用情報以外の面でどのような影響があるかについてご説明していきます。
キャッシングの返済を1ヶ月放置するとどうなる?
ここでは、キャッシングの返済を1ヶ月延滞すると、どのようなことが起こるのかを、損害遅延金とペナルティの2つの面から説明していきます。
損害遅延金の面
キャッシングの返済を延滞すると、返済日に遅れた日数分だけ迷惑料を払わなければなりません。
この迷惑料を遅延損害金と言います。この遅延損害金の金利は銀行系も消費者金融系も20%というところが多いです。
この遅延損害金は、下記の式で求められます。
借入した金額(元金)×遅延損害金の金率÷365日×延滞日数=遅延損害金
例えば、借入額20万円、遅延損害金率20%、30日の延滞の場合、損害遅延金は下記の通りです。
20万円 × 20% ÷ 365 × 30 = 3,287円
遅延損害金は3,287円となります。
遅延損害金は、通常の利息と一緒に支払わなければなりません。そのため、当然ながら返済額は大きくなります。
キャッシングの返済は決められた返済日に支払えば月々の元金+月々の利息分。
しかし延滞すると、月々の元金+月々の利息分+遅延損害金を支払うことになります。
くれぐれも延滞のしすぎには気をつけましょう。
ペナルティ面
1ヶ月以上返済を延滞すると、クレジットカードやキャッシングの利用停止や一括返済となる可能性が非常に高くなります。
またそこから2ヶ月〜3ヶ月が経過した場合には、どのカード会社も金融事故扱いとして扱います。
それ以降はいわゆる金融事故を起こしている状態となり、カードの利用やローンの利用はほぼできなくなります。
このような状況はかなり絶望的。なんとしても避けるようにしましょう。
このように返済を1ヶ月延滞すると、様々なペナルティが課せられます。
基本的には延滞する場合、最悪でも1ヶ月以内に全て完済し終えることをおすすめします。
ではこのようなペナルティを避けるにはどうすれば良いのか?次で対処法をお伝えしていきます。
支払いが延滞しそうな時行うべき3つのこと
ここではキャッシングの返済が延滞しそうな時、どうすれば良いのかということについて説明していきます。主に下記の2つの対処を行うことをおすすめします。
キャッシング会社の専用窓口に連絡する
「延滞しそうだ!」そう思った時は、すぐに利用しているキャッシング会社に連絡しましょう。
すぐに全額返済できる場合は、担当者に支払うべき金額を確認し、返済します。すぐに返済できない場合は、延滞分の返済について担当者に相談してみましょう。
場合によっては返済期日を延ばす、毎月の返済金額をより少ない金額にするなど、何らかの対応をしてくれます。
それだけでなく、延滞になりそうな旨を連絡する=返済の意思があるとみなされ、前述したペナルティまでの期間を延ばしてもらえることも。
まずは何にせよ、連絡をすることが大切です。
ただし、延滞は延滞なので、返済期日が延びる分の返済損害金の支払いはしなければなりません。
大切なのは、自分は払う意志があるということをキャッシング会社に伝えることです。誠実な対応を心がけましょう。
最小返済額だけでも支払う
「全額返済することはできない!」というあなたも、少しなら支払える場合なら、最小返済額だけでも返済しましょう。
最小返済額とは、毎回返済するときに設定できる最も低い金額のこと。こちらはキャッシング会社によって金額が異なります。
延滞が起こる際、最小返済額には元本+利息+遅延損害金の3つが含まれます。よって元本分の返済額は非常に少ないです。
ですが一部だけでも返済しておくと、延滞から3ヶ月が過ぎても事故情報として登録されることはありません。少しでも返済するようにしましょう。
キャッシング先の担当者も人間ですので、しっかりと連絡や相談をしてくれる方にはそれなりに柔軟に対応してくれます。
キャッシングの支払いを延滞しそうな時は、こちらから連絡することを心がけていきましょう。
まとめ:返済は遅れないように
ここまでキャッシングの延滞についてご説明してきましたが、いかがでしたか?最後にポイントをおさらいしておきましょう!
■キャッシングを延滞すると信用情報に傷がつく
■信用情報機関によって異なるが、信用情報の傷は1~5年消えない
■信用情報に傷がつくと、住宅ローンなどが組めなくなるなど、人生プランにも影響を与える
■1ヶ月支払いを延滞すると損害遅延金やカードの利用停止など、様々なペナルティを受けることになる
■延滞しそうなら、すぐに連絡、最小返済金だけでも支払う
このように、キャッシングの返済を延滞することによって様々なリスク、ペナルティを負う可能性があります。
キャッシングを利用する際は、月々の返済額を無理のないように設定し、確実に返済を行うことをおすすめします。
以上、キャッシング延滞によるリスクをご紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございました!